口の中の状態は十人十色でありインプラント京都デンタルケアでは子供から大人まで全ての患者様が安心して治療に専念していただけるようスタッフ全員でサポートいたします。
ひとくちに唾液が少ないといっても、人間の口の中にある唾液の量は常に変化しています。そのときの状態によって増えることもあれば減ることもあるので気にしすぎるのは良くありません。
しかし、全体的に少なすぎる場合は対処を考えた方が良いでしょう。
唾液の分泌が低調になる原因は一時的な減少をもたらすものから根本的なものまでいくつかあります。
体の変化があるところには常に関係している可能性があるのがストレスです。通常のサラッとした唾液の分泌は自律神経の副交感神経によって促進されますが、ストレスがかかった状態では交感神経が優位に立つので、粘液性の唾液を分泌するようになり、その量も低下します。
ストレス自体の原因が一過性のものであれば、それにより唾液が少なくなったとしても深刻に考えなくても良さそうです。逆に、解消が困難なストレスであれば唾液が少ない状態が続くことになりかねないので対策が急務となります。
成人の場合はからだの約60パーセントが水分でできていますが、高齢になると50パーセント程度まで下がってきます。これを考えれば、年齢とともに水分がほとんどを占める唾液が少なくなることも考えられます。
また、唾液は咀嚼することでたくさん分泌されますが、高齢になれば噛むことが減り噛む力が低下しがちです。この場合、当然に唾液は少なくなります。
他にも口をあけている時間が長いと乾燥しますし、薬剤の副作用で唾液が減少することも考えられます。また、唾液分泌腺に何らかの問題が生じた結果ということも考えられます。その場合は楽観していられません。
原因のところでも触れたように、ストレスからくるものや病気が疑われるケースがあります。こういうケースでは単に唾液が少ないという話ではなく、他の健康問題につながりますので放置できません。
また、どのような原因であれ極端に唾液が少ない状態が続くと、潤滑作用や粘膜保護作用、抗菌作用などの口腔内にとって重要な働きが低下するおそれがあります。具体的にでてきやすい問題としては、まず口臭が考えられます。さらに口内が清潔に保たれなくなってしまうので、さまざまなトラブルの原因になる場合が多いと言えます。
このように、唾液が少ないことが直ちに大問題というわけではなく、その状態が続くことが良くないのです。心当たりがある場合はお早めに当院までお越しください。
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