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誰でもかかわってくる可能性がある口臭ですが、その多くを唾液が防いでくれています。唾液には優れた作用がたくさんあり、口の中の諸問題に有効なのです。
自分では気付きにくく、他人からは指摘されにくいという厄介な口臭ですが、原因が分かれば対策も立てやすくなります。
口臭の原因が口の中にあるのは当たり前で、むしろ8割しかないのが驚きともいえます。では代表的なものをみていきます。
虫歯自体だけでなく、そこに詰まっている食べカスが原因の場合もある
出血や膿によって悪臭を放つ
洗浄や抗菌などの作用が期待できなくなる
重度の歯周病なら口臭も自覚しやすいと考えられますが、その場合は口臭以前の問題として早急な治療が求められます。もちろん、他の疾患でも治療は早いに越したことはありません。
そもそも虫歯や歯周病の膿などは歯科医で治療しないと治らないものですので、放置していると口臭もなくなりません。また、一度治してももう一つの口臭原因である唾液の分泌量低下が再度の虫歯や歯周病につながるおそれがあります。従って、この3つはセットで考えた方が良いでしょう。
残り2割を占めているのが以下の原因ですが、それぞれ納得できるものばかりです。
ヘビースモーカーやニンニク好きの人は比較的対策が立てやすいでしょう。焼き肉店などでは会計時に臭い対策的なガムを渡すところもありますね。
膿栓も強烈な悪臭を放つものが少なくありませんが、これは自然にとれて飲み込むか吐き出すかになります。心配なのは内臓に問題を抱えているケースです。
もうひとつ揮発性硫黄化合物のお話をします。食事を原因とする点はニンニクなどと同じですが、こちらは食材それ自体が臭いを放つのではなく、食べカスが細菌に分解されて発生するガスです。
※揮発性硫黄化合物は食べカス以外のものからも作られます。
自分では気付きにくいのが口臭であり、気付いたとしても周囲にどの程度の影響を与えているかはわかりにくいものです。口臭は歯科医で検査できます。
口臭が問題なのは臭いことだけではなく、その原因となる疾患の存在が考えられることです。原因の大半が口内にあるのですから、その意味からも歯科医院での検査をお勧めします。
ニンニクの臭いはさすがに唾液でも消すことは難しいですが、口の中の原因は唾液との関係が深いものです。口臭予防の第一歩は唾液の分泌に適した環境づくりといえるかもしれません。
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